敷き毛布のおすすめ9選｜暖かい？敷きパッドとの違いは？

毎日の快眠を得るために寝具選びは手が抜けません。寝具選びにこだわっていても、秋冬の寒い時期には寝付けない方もいらっしゃるでしょう。今回はそんな方におすすめしたい、あったか寝具の敷き毛布を紹介します。

敷き毛布とはベッドシーツの上に敷く毛布で、敷きパッドとも表現されている寝具です。毛布は掛けるイメージが強いですが、毛布を敷くとさらに温かさ増します。また、肌ざわりや保温性も向上するので寝心地がよくなり、寒い日でも暖かい布団で快適に眠ることが可能です。

本記事では「敷き毛布は暖かい？」「ベッドパットと敷きパッドの違いは？」など、気になる敷き毛布の疑問の答えが見つかります。他にも、敷き毛布のメリットや選び方・おすすめの敷き毛布を紹介しています。あったか寝具を見つけたい方必見です。

選び方やおすすめ商品のまえに、敷き毛布にはどんなメリットがあるのか確認しておきましょう。

敷き毛布は、敷き毛布パッドとも言われています。その名の通り、敷き布団やベッドシーツの上に敷く寝具です。快眠を得るためには適切な体温調節が重要と考えられており、敷き毛布はそれに適した設計で作られています。敷き毛布を導入するメリットは、体温調節をしてくれる点です。

秋や冬用の敷き毛布には、体が冷えないように保温性に優れた素材が使われた製品、夏用ではひんやりとした冷感素材が使われている製品など、季節に応じて適切な温度が保てる敷き毛布が多くあります。

また、敷き毛布は体に当たる寝具なため肌触りに優れる素材が使われているほか、寝汗などからシーツを守る役割も持つ重要なアイテムです。敷き毛布は冷暖房のように電気代を必要としないため、電気代を節約したい方にも画期的な寝具となっています。

敷き毛布によく似ている製品として、ベッドパッドがあります。寝汗からシーツを守る役割が一緒です。しかし、ベッドパッドはベットシーツの下に引くので肌に直接触れないため、敷きパッドとは大きく違います。

ベットシーツとマットレスの間にベッドパッドを入れると、マットレスが寝汗などで汚れません。また、クッション性に優れるベッドパッドを使用すれば寝心地の良さ向上にも繋がります。しかし、敷きパッドのように体温調節は行えません。

総評すると、ベッドパッドはマットレスの保護とクッション性による寝心地の向上、敷き毛布は温度調節と肌触りの良さといった違いがあります。間違えないようにしましょう。

マイクロファイバーは、ポリエステルなどを素材として使っており、超極細繊維による肌触りの良さと保湿性に優れている点がメリットです。また、マイクロファイバーが使われた敷き毛布は、比較的にお手頃価格で購入できます。

マイクロファイバーはご自宅の洗濯機で洗濯が可能なので、お手入れがラクに済むのも利点です。その反面、寝汗や肌の皮脂といった汚れを吸収しやすい性質を持つため、定期的な洗濯をおこたると雑菌などが繁殖してしまう可能性も考えられます。

肌触りの良さとお手頃な価格から高い人気を得ているマイクロファイバーですが、その分定期的なメンテナンスはしっかり行いましょう。

フランネルは非常に柔らかい素材で、赤ちゃんなど肌がデリケートな方にも使えるほど肌触りがいいのが特徴です。フランネルは肌触りだけでなく保温性にも優れており、敷き毛布だけでなく衣服やシーツにも用いられています。

ふわふわとした肌触りでとにかく使用感のいい素材ではありますが、フランネルは摩擦に非常に弱く、普通に洗濯機に掛けると毛玉になってしまう可能性もあるのが難点です。洗濯機にかけるときは、ネットに入れる・柔軟剤やオシャレ着洗剤を使うなどの工夫をするようにしましょう。

アクリルは、ウールによく似た性質を持つ合成繊維素材です。アクリル素材は保温性の高さに秀でており、セーターなどの冬用衣服にもよく使われています。アクリル製の敷き毛布もその例に漏れず、保温性の高さが一番の特徴です。

より保温性の高い敷き毛布を探している場合は、中綿がたっぷり入ったボリュームのあるアクリル製敷き毛布を選びましょう。しかし、自宅で洗濯ができないなどのデメリットもあるので、お手軽さを重視するのであれば薄い敷き毛布がおすすめです。

また、その保温性の高さから、冬用の敷き毛布を選ぶときにはアクリルが使われているかどうかが重要な判断材料となります。

布団や座布団・タオルなどに用いられる綿は、吸水性に優れており寝汗などを効率よく吸収してくれる効果の期待ができます。また、保湿性があまり高くない点も特徴で、夏から冬までオールシーズン使いやすい敷き毛布が多いです。

しかし、前述した通り保温性があまり高くないため、本格的に寒い冬場になってくると寒さを感じてしまう可能性も考えられます。その場合は、保温性に優れるセラミック綿が使われた敷き毛布を選びましょう。

綿で出来た敷き毛布は、ご自宅で洗濯が手軽にできたり、価格が比較的お手軽だったりする点もメリットです。

敷き毛布の機能性で選ぶのも重要な項目の一つです。たとえば冷え性の方であれば、体の中まで温められる遠赤外線効果のある敷き毛布や、吸湿発熱効果のあるヒートテックなどが適しています。

また、電気使用の、温熱治療と電位治療ができる家庭用医療機器タイプの敷き毛布なども人気です。価格が数十万程度と非常に高コストなものの、冷え性や頭痛・不眠の効果をうたっている製品も多く、愛用者が大勢います。

人によっては代謝が強く、寝てる時の寝汗が多い方も多いです。特に夏場など暑い季節は発汗量が増えるのは当然ですが、気温が熱くない時でもおおよそ500ｍｌ程度の汗をかくと言われています。

寝汗対策の敷きパッド選びでは、吸汗性に優れる素材が使われた製品を選ぶのがポイント、具体的には綿やウールが使われた敷きパッドがおすすめです。

また、寝汗が多いとその分敷きパッドのお手入れの頻度も増えると考えられるので、お手入れも欠かさず行いましょう。

「お、ねだん以上」のキャッチフレーズで有名なニトリは、北海道に本社を構えるインテリア小売り企業で、国内でも世界でも多数のチェーンストアが存在する世界的に有名なメーカーです。

そんなニトリには、キャッチフレーズ通りのコストパフォーマンスに優れた敷き毛布があります。1,000円弱で購入できる価格の敷き毛布でありながら、保温性は抜群と声も多数あがっている注目商品です。中でもあったか寝具Nウォームシリーズは、売り切れも多い人気商品のため気になる方はチェックしてみてください。

また、ニトリは電気式の敷き毛布も販売しており、本体価格が比較的安価ながら電気代も高くなりにくいと好評を得ています。ニトリ商品は、値段を抑えつつ暖かさを両立したい方におすすめです。

しまむらの敷き毛布は、数ある敷き毛布の中でも価格が安く、プチプラで好評を得ている寝具です。また、しまむらの敷き毛布はキャラクター性に富んだデザインが多く描かれている製品が多く、総じて子供用として適した敷き毛布が多い印象を受けます。

コストを抑えつつも、肌触りにこだわった素材が使われていたり、吸湿発熱素材が使われていたりと価格以上に機能性に富んだ製品が多いです。コストパフォーマンスを重視したい人は、ニトリかしまむらの敷き毛布から選びましょう。

カルドニード（CALDO NIDO）は、暮らしの中で深呼吸をキャッチコピーとして掲げる国内企業「ディーブレス」のブランドです。国内のブランドですが、カルドニードの敷き毛布はイタリアデザインが取り入れられており、他にはないオシャレさがあります。

デザイン性の高さだけでなく、ヒートテック素材として知られるレーヨンとアクリルが使われており、軽量さと保温性に優れているのもポイントです。また、素材ゆえに手軽に洗濯機にかけられる魅力も持ち合わせています。

寝具でお馴染みの西川グループは、創業450周年を迎える老舗メーカーです。西川で特におすすめの敷布団は、西川直営サイトでも販売されている吸湿発熱あったか敷きパッドです。吸湿発熱わた・抗菌、蓄熱わた・中空わたの3層構造により心地よい暖かさが感じられます。

フランネルの素材がふんわりとした肌触りで、寒い冬におすすめです。洗濯ネットに入れて家で洗えるためメンテナンスも楽ちんです。寝返りしてもズレにくく、マットレスに固定がしやすいように四隅にゴムが付属しています。

敷き毛布を長く使っていくためには適切な洗濯が必要不可欠です。敷き毛布の清潔さを保つためにも敷き毛布の洗い方を覚えておきましょう。

敷き毛布の洗濯の際は、まず敷き毛布の洗濯表示を確認してください。洗濯機が使える表記がされているのであれば、洗濯機の使用が可能です。その際に使う洗剤は、表記に適した洗剤を選ぶようにしたいですね。染みこみやすくすすぎやすい液体洗剤をおすすめします。

敷き毛布の汚れがひどいときには、前処理として洗剤の原液を塗布しておきましょう。また、洗濯機にかける際は、ネットに入れてから洗濯機のモードを毛布や大物洗いコースなど選んで洗うと傷みません。 洗った後は、敷き毛布のゴムなどの劣化を抑えるために手早く乾かしてください。

洗濯表記で洗濯機の使用が不可だったり、敷き毛布のサイズ的に洗濯機に入らなかったりする場合もありますよね。その場合は、洗濯機を使わない洗い方をする必要があります。おすすめは、洗濯物を踏んで洗う足踏み洗いです。

足踏み洗いを行う場合は、たらいなどを使用するのもいいですが、お風呂場の浴槽などを使用すると手軽に洗濯できます。使用している敷き毛布に合った洗濯方法を適切に選びましょう。

温度調節できるアイテムとして、クーラーやストーブ・ヒーターなどが真っ先に挙げられがちですが、電気代がかかるのがネックです。その点敷き毛布は手軽に温度調節ができるほか、電気代もかからない為節約にもつながります。ぜひ敷き毛布を使って熟睡生活を過ごしてみてください。